【大分市の零売薬局】ジェネリック医薬品って古い薬？

こんにちは！

今回はジェネリック医薬品について書いていこうと思います。

 

ジェネリック医薬品という言葉を耳にされたことがある方は多いのではないでしょうか。

安いってイメージはあるけどよくわからない。安かろう悪かろうじゃないの？

と思われている方もいらっしゃるかと思います。

 

お客様とお話する時に「ジェネリックって古い薬やろ？」と言われることが多々あります。

答えは「ノー」です。古い・新しいという分類をするのであれば新しいお薬です。

どういうことかと言いますと、

元々あったお薬の特許が切れた後に他の会社（子会社の場合もある）が作ったお薬がジェネリック医薬品だからです。

ちなみに元々あったお薬のことを新薬（先発医薬品）、特許がきれてから作られたお薬のことをジェネリック医薬品（後発医薬品）と呼びます。

ジェネリックを古いお薬だと思われているのはきっとこの「新薬」という言葉に対して思われているのかなと思っています。

 

ちなみに1品目の新薬を開発するために要する費用は300億円以上といわれています。

それに対して、ジェネリック医薬品の場合は1億円程度です。

この違いがジェネリック医薬品が安い理由になってきます。

 

効果や安全性は？というともちろん心配いりません！

国が定めた厳しい基準に基づいて製造管理や品質管理をしていますので安心して使用できます。

 

ここでジェネリック医薬品のお薬代以外のメリットについてお伝えしようと思います。

先発医薬品の中には、大きなカプセルだったり苦みがあったりして飲みづらいお薬があったりします。

ジェネリック医薬品は開発の段階でこの飲みづらさを改善する研究もしています。

なのでジェネリック医薬品の方が飲みやすい場合も多々あるのです。

またジェネリック医薬品だけ存在している剤形（薬の形態）があったりもします。

 

ではデメリットはというと、主に外用薬で起こりやすいです。

というのも例えば塗り薬だと塗り心地が違ってきたりします。

湿布薬も貼り心地が変わってきます。

これは好みの部分も大きいので一度医師や薬剤師に相談してみると良いかと思います。

 

 

ジェネリック医薬品についてでしたがいかがだったでしょうか？

少しでもイメージが変わってもらえたら嬉しいです。

また疑問質問などあればお気軽にお問い合わせくださいね。