花粉症の基本的な対策
2023/03/10
こんにちは!
今日は花粉症の基本的な対策ということで、
「お薬以外に自分でできる対策」について書いていこうと思います。
薬剤師なのにお薬以外?というお声を頂きそうですが、
お薬だけに頼っても効果を十分に発揮することはできません。
花粉症に関しては基本的な対策をした上でお薬を上手く使っていくことで
快適に過ごすことができるようになります。
いくらきちんと用法通りにお薬を使っていても、
対策をきちんとしなければ薬の効果が十分に出ませんからね。
では何をすれば良いかですが、簡単に言うと花粉を体に入れないことです。
外出時と在宅時に分けて具体的に書いていきますね。
まずは外出時。
①花粉情報をチェックする。
飛散量が多い日はできるだけ外出を控えましょう。
②外出時間に気をつける。
花粉の飛散量は時間によって波があります。
一般的には13時~15時頃が多いと言われています(地域によって差があります)。
この時間を避けて外出するようにしましょう。
③服装
帽子、眼鏡、マスクを着用しましょう。
コートは花粉が付きにくいツルツルした素材の物が良いです。
④花粉を家の中に持ち込まない。
玄関の中に入る前に、服や髪に付いた花粉をはらって落としましょう。
また洗顔やうがいをして体についた花粉も洗い流しましょう。
次に在宅時の対策です。
①窓やドアを閉める。
物理的に花粉をシャットアウトしましょう。
②こまめに掃除をする。
どれだけ気をつけていても花粉は家の中に入ってきます。
床がフローリングであれば毎日拭き掃除をすると効果的です。
③外に布団を干さない。
できるだけ布団乾燥機などを使用しましょう。
どうしても外に干したい場合は花粉の飛散量の少ない午前中に干すようにしましょう。
取り込む際には花粉をはたいて、さらに布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。
④枕元の花粉を拭き取る。
ベッドの上にも花粉は乗っています。
そのままにしていると寝ている間に花粉を吸い込んでしまうので、
枕周りの約1mくらいを水で少し湿らせたティッシュやタオルで拭き取りましょう。
⑤お風呂やシャワーで花粉を洗い流す。
洗顔やうがいももちろんですが、体全体に付いた花粉もしっかり洗い流しましょう。
朝に入浴する方もいるかと思いますが、花粉症のシーズンだけでも寝る前に入浴するように心がけてください。
⑥空気清浄機を使う。
室内の花粉を吸い取ってもらいましょう。
以上が花粉症の基本的な対策です。
次回は、鼻と目のセルフケアについて書きますね。
----------------------------------------------------------------------
ぽかぽか薬局
〒097-511-9604
大分県大分市田中町2-5-18ゴトウコーポ101
電話番号 : 097-511-9604
----------------------------------------------------------------------